国土交通省では産官学の連携等により、建築物のライフサイクル全体において発生するCO2（ライフサイクルカーボン（ホールライフカーボン））削減に向けて取組んでおり、建築環境課においても情報収集、研究に努めているところです。
その中で、令和6年5月16日より建築物のライフサイクルカーボン算定ツール『J-CAT（ジェイキャット）』が公開されております。

■建築物のライフサイクルカーボン算定ツール試行版を公開しました！
（国交省ＨＰ）
https://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_001226.html

■ライフサイクルカーボンの算定手法の構築(国交省HP)
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001743089.pdf


参考）ライフサイクルカーボンの算定手法の構築に至った経緯
・欧米を中心に、従来の建築物の使用段階に発生するCO2の削減だけではなく、
　その建設から解体に至るまでの建築物のライフサイクル全体を通じた
　CO2の削減に向けた議論が展開。
・このため、産官学の連携により、ライフサイクルカーボンの評価手法を
　整備することを目的に「ゼロカーボンビル(LCCO2ネットゼロ）推進会議」を
　2022年12月に設置し、検討を開始。

■J-CATによる算定結果報告のお願い（IBECｓ ＨＰ）
https://www.ibecs.or.jp/zero-carbon_building/jcat/report_request.html